2009年7月19日日曜日

〔ネット拾読〕1000円と信じていたのに1750円だった高速料金

〔ネット拾読〕10
1000円と信じていたのに1750円だった高速料金


さいばら天気


さあ、いよいよ7月22日(水)は、日蝕です。
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/image/map-japan.jpg

でも、太陽を「見つめる」のはとても危ないのだそうです。
↓↓↓
世界天文年2009 日食観察ガイド
http://www.astronomy2009.jp/ja/webproject/soecl/ng.html

ところが、日蝕観察めがね、軒並み売り切れの模様。

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梅雨 from 日々,子持ち。
http://plaza.rakuten.co.jp/sinmik/diary/200907160000/

…呪詛のようで、たいへんおもしろうございます。

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梅田望夫氏の「残念発言」はもっともだ 「ネット敗北宣言」の本当の意味 中川淳一郎
http://www.nikkeibp.co.jp/article/nba/20090624/162684/

旧聞に属するが、日本のネットをめぐる「ネット識者」の見解多数。議論沸騰。ネットに関する著作の多い(よく売れた)梅田望夫氏の「残念発言」をかいつまむと、書いてほしい人・書くべき人は書かず(ネットで言論を展開せず)、ロクでもない有象無象が発言しまくる日本の現状を「残念」と切り捨てたもの。例えば、本も読まずに、またたとえ読んでもまともに咀嚼できないような輩が、書評に向かって、言いたい放題のコメントを付けるというのは、どうなんですか、それ、という話。

記事の書き手・中川淳一郎氏は『ウェブはバカと暇人のもの』の著作があり、梅田発言をおおむね擁護する立場からの記事。リンクがていねいに貼ってあるので、暇人(笑)はリンク先もどうぞ(実は暇人じゃなく多忙であっても、目を通すことはできる。精読と粗読を使い分ける術を理解すれば、手間や時間はそれほどでもない。読むのに慣れた人は、特に論考=文芸以外を読むときのコツを知っている)。

ところで「週刊俳句」界隈は、記事にコメントが付くことがあまりなく(理由は複数あるのだろうが、よくわからない)、インターネットの「集合知」ならぬ「集合愚」にも、幸か不幸か遭遇する機会がない。

けれども、ロクでもないコメントが膨大に集まったとしても(いわゆる炎上)、そのいちいちに目を通す人など、いるのだろうか。いたとして、当の書き手か運営者くらいのものだろう。精読と粗読の使い分け以前に、人は取捨選択という術を知っている。

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インターネットに関するクリシェ(紋切型)のひとつに「膨大すぎる情報量」がある。それを言う人は本屋に行ったことがないのだろうか。書店一軒は、例えば私には「膨大すぎる情報量」である。けれども、それを前にして立ちすくんだりしない。仮に書籍すべてが真っ白なカバーだとしたら、立ちすくむ。とりつくしまがない。けれども、内容のタグ(ラベル)はいたるところに付されているし、経験が「勘」のようなものをもたらす。本屋に1時間いて、おもしろい本が1冊も見つからないとき、出版業界を呪うより、見つけられない自分を責めるほうが、よほど正当であり現実的である。

「屑のような情報が多い」というのも、ネット・クリシェのひとつである。そこに拘り続ける人は本屋に行ったことがないのだろうか。一度でも行けば、本屋の書架や平台に、屑のような本が膨大に置かれていることを知っているはずなのだ。

こうした話題は別立てがいいのかもしれません。『豈』第48号の特集に「媒体論」がありました。俳句世間では、定期的にインターネットが話題にのぼります。

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あ、インターネットの話など、しちゃいました。もう15年も経つというのに、ね。インターネットが日本に普及してから。

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それではまた、次の日曜日にお会いしましょう。


  

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